コンピュータの熱い罠 – 岡嶋 二人 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

相性診断によって男女を引き合わせるコンピュータ結婚相談所。オペレータの夏村絵里子は、恋人の名前を登録者リストに見つけて愕然とする。「何かがおかしい」彼のデータを見直し、不審を抱いた絵里子を、正体不明の悪意が捕らえる。相次いで身辺で起きる殺人事件は、増殖する恐怖の始まりでしかなかった。

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書評・レビュー・感想

1986年の作品であり、題名のとおりコンピュータを扱っているので、時代を感じる。当時のことがよく分からないが、情報処理を大学で専攻した人がコンピュータの入出力というオペレータ作業をしているのがちょっとひっかかったが、そんなものなのかもしれない。
岡嶋二人のうちの1人である井上泉さんは、かなり専門的な知識があるようなので当時はそうだったのだろう。オペレータがハッキングに近いことをやっているので、現代のオペレータとは違う職種と考えていいのだと思う。
岡嶋二人の最後の作品である「クラインの壺」もコンピュータ、システムを扱っているが、これまた全然異なった内容と展開で岡嶋二人の構成力にはあらためて驚かされる。
専門的なことをわかりやすく書いてあるのでそういった知識がない人にも楽しめるものとなっていて、「人さらいの岡嶋」・「誘拐の岡嶋」の名にふさわしい作品である。
時代を感じるミステリー作品。

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