憚りながら – 後藤 忠政 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

かつて伊丹十三監督・襲撃事件などで日本社会を震撼させた武闘派団体・後藤組の後藤忠政組長。
08年10月に山口組を電撃引退し、翌年には天台宗系の浄発願寺で得度(得度名=忠叡)。それから1年……財界・政界にも大きな影響力を発揮し、山口組の直参として、日本の深層を生き抜いた後藤忠政とは、いかなる人物なのか?本書は、半年にわたる延べ50時間のインタビューを構成したもので、これまでその人物像が明かされることのなかった伝説の組長の生い立ち、静岡県富士宮を舞台にした愚連隊時代、山口組直参昇格、竹中正久4代目の思い出、山一抗争、伊丹十三襲撃事件、孤高の民族派・野村秋介との交友、企業社会への進出、政界との交流、武富士との攻防、山口組引退の真相、そして自身の人生哲学から女性哲学までが、たっぷりと語られる。

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書評・レビュー・感想

山口組の元・直参組長として言える範囲で言ったというインタビューをまとめたのが本書である。率直な感想としては、言える範囲というのはやはり、自分の都合の良い範囲ということだと感じた。本人に関する部分は嵩上げされている可能性が高いのであまり参考にはならないが、他人評はなかなか楽しく読めた。そういう意味では面白い。本当の意味での暴露は少ない。
著者は、引退後に得度したらしいが、得度の理由が不明。
たぶん本人としては筋が通っていると思っているが、他人からみたらおかしいと思われる部分がかなり多数見受けられた。これがヤクザの論理なのか個人の論理なのかわからないが、一般社会で評価を受けるのは難しいと思われる。
実話時代とか実話ナックルズなどの専門誌が好きな人にはいいんだろうと思う。そうでない人にはあまりお勧めできない。

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