光の帝国 – 恩田 陸 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから。「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。穏やかで知的で、権力への志向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?不思議な優しさと淡い悲しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。

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書評・レビュー・感想

タイトルの帝国という言葉から連想するとはじめは「おっ今度はドンパチものかあ〜」なんて考えたが違っていた。ここではミサイルも戦闘機も将軍も兵士も出てこない。出てくるのは東北にあるというある能力をもつ一族だ。この一族をめぐる運命が物語の大きなテーマとなっている。
個人的にドンパチものが好きなので、少しがっかりしながら読んだが、吸い込まれるようなおもしろさがある。昔話で聞いたことあるようでない物語がここにあり、それが非常に心地良い。SFサスペンスという表現が合っているのかもしれない。ただ面白いだけではなく、なにかを考えさせられる小説だった。
(過去ブログからの転載シリーズ)

本エントリーは、過去に運営していたブログから転載したものであり、一部書き直しならびに追記をしてあります。

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