ときめきJAZZタイムコンプリート – ラズウェル細木 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 3 分

初心者でもわかりやすいマンガで楽しむJAZZ。みーんな絵になって怪しい。みーんな絵になって楽しい。ジャズを取り巻く、おかしなおかしな人間模様。描き下ろし漫画&エッセイ多数収録!ラズウェル細木が選ぶ名盤ジャズ100選!2002年度チョイス。

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書評・レビュー・感想

・21世紀のジャズ喫茶

あっちこっちで、名店とうたわれたジャズ喫茶が次々と閉店した。そんなにジャズ喫茶とは無用の長物なのかとさみしい思いをしていたが、それはジャズ喫茶に限ったことではなかった。あたりを見渡すと、喫茶店そのものがどんどん姿を消していたのだ。コーヒーショップなるものがボコボコできる一方、昔ながらの喫茶店がいつのまにか消えてなくなっている。
であるからして、喫茶の前にジャズがつくジャズ喫茶が持ちこたえれるワケがない。しかし、この頃、よくジャズを耳にする。飲みや、蕎麦屋でファミレスで、その他いろんなところで、うっすらとジャズがかかっている。だが、そんなものはジャズでもなんでもない。
ジャズは真っ向から真剣に受け止めて聴かなくちゃならんのだ。幸いなことに、まだがんばって営業を続けているジャズ喫茶がいくつかある。ジャズに開眼し、さらにジャズを深く聴きたい熱心なビギナーは今こそ、ジャズ喫茶に行き、ジャズと対峙すべきだ。

・21世紀のジャズの聴き方

ジャズは真剣に聴かなくてはならない。なぜなら、ただ流して聴いていても何の面白さもないからだ。リスナーは、ある程度以上の音量で、積極的に耳を傾けることではじめて感動をえることができる。ときどき私も、頭をつかう作業をしながらバックに低い音量でジャズを流したりするが、アドリブかなんてことはおろか、4ビートか8ビートかすらわからず、きがつくと、プレーヤーが0を示している。
名演といわれている演奏は、テーマからアドリブソロ、その後、テーマ、エンディングに到るまで気を抜く箇所はひとつもない。1シーンも見逃せないよくできたドラマのようなものだ。だから疲れる。だが、それが心地良いんだよなあ。

「ジャズ批評」に連載されていたジャズマンガ。
ジャズ初心者にお勧めの最高の本。
ジャズマンガはこれしかない!
これ以外は読む価値がないという意味ではなく、存在しないということ。そういうニッチな分野でのこのマニアック度は凄い。しかもこれは復刻版で新たな書き下ろしマンガ2本にエッセイ21世紀バージョン、名盤セレクト30枚などこんなにボーナスが追加されている。そして構成は、マンガ+レコードピックアップ紹介+エッセイ。
ジャズビギナーはまずこの本を買うべき。(まじ)
そしてここで紹介されている名盤を聞いて、自分の感性にあう切り口を探し、それから深堀していけばいい。かといってここに紹介されているレコードorCDは合計100枚あるのでこれだけでもかなり深く入れる。ジャズに少しでも興味のある人は絶対購入。
(過去ブログからの転載シリーズ)

本エントリーは、過去に運営していたブログから転載したものであり、一部書き直しならびに追記をしてあります。

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