父親になるということ – 藤原 和博 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

父親になるということ (日経ビジネス人文庫)
藤原 和博
日本経済新聞出版社

子育ては、父親になるための1000本ノック! 次々に投げかけられる「正解のない問いかけ」が、あなたを「子供好きの大人」から「父親」にする。

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書評・レビュー・感想

本書では、子育てに正解はないこと。20世紀型の父親像からの決別しよう。といったことが書かれている。著者自身の子育て体験記である。著者もここに子育ての正解は書いていませんと冒頭に述べている。
なんとなく本書を読んでいて印象に残ったものをピックアップ。

父親である喜びはあったが、父ではなかった。私はまだ、父になれずにいた。

親は、いま目の前にある現実の風景を隣に座っている子も共有していると思っている。自分が生きている空間と時間は、子どもにも共通だと信じている。ところが、子どもの目は、親とは違うものをとらえている。はるかに豊かなイメージで、同じ現実をとらえている。だから、ああ勘違いの風が吹く。考えてみれば、恋人たちにも同じことが言える。夫婦にもだ。”他人の現実は、自分の現実とは違う” そう、教えられたのかもしれない。

日本にいたとき、私もかおるもしらずしらずに連発していた言葉がある。「早くしなさい」「ちゃんとしなさい」「いい子ね」この三つの言葉だ。私はこれから、これをなるべく言わないようにしようと思う。

子どもが感じることのほうに正しいことが多いのではなかろうか。もしかしたら彼らは、初めから分かっているのではないか。意識の上にはっきりと上ってこないから言葉にできないだけで、識っているのではないだろうか。だとすれば、やっぱり、邪魔しないことが大事なのだと思う。

「子は父を育てることがある」というフレーズも書かれていたが、子どもと一緒に学んでいこうということなのかもしれない。

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