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書評・レビュー・感想
3年以上前に読んだ本であるが、なつかしくなり再読した。
canalize.jp – 2007年11月15日 | 食卓の情景
やはり味わい深く、2度目でも全然色あせずに読み応えがあった。たぶん3度目もあるだろうと予感させる。スルメのようにかめばかむほど味が出るエッセイ。
読み返すに足りえる本と言える。
なかなか珍しいタイプの本である。
美味しい料理を食べて、うまい酒を飲む。それが人生。というような本である。
今の時代では難しいと思われる場面も出てくるが、それが逆に強烈な憧れになって目の前に迫ってくる。一過性のさまざまなブームが出ては消え、消えては出る時代にはない空気感を楽しむことができる。
今の時代にどのように応用すればいいのか考えさせられる。