東京周辺の放射線量が上昇している件について

【この記事の所要時間 : 約 4 分

20110316_counter.gif
栃木、埼玉、東京など放射線量上昇=「微量、健康に影響ない」-文科省

栃木では最大時で1時間当たり1.318マイクロシーベルトを観測。過去の平常値は0.03~0.067マイクロシーベルトで、今回は最大部分と比べても19.7倍に達した。埼玉は1.222マイクロシーベルト、東京は0.809マイクロシーベルト。同様に千葉7.1倍(市原市、0.313マイクロシーベルト)、神奈川2.6倍(茅ケ崎市、0.182マイクロシーベルト)、山梨1.1倍(甲府市、0.069マイクロシーベルト)、静岡1.2倍(静岡市、0.089マイクロシーベルト)だった。同省は「胃のX線検診は1回で600マイクロシーベルト。今回の値で健康被害の恐れはない」としている。

2011年3月15日に、東京周辺では1時間当たり約1μSv(マイクロシーベルト)の放射線が観測されている。
世界平均では、1年間に2.4mSv(ミリシーベルト)=2400μSv(マイクロシーベルト)の放射線をあびるので、365×24で割ると、1時間当たり約0.27μSv(マイクロシーベルト)であるので、2011年3月15日の東京周辺の最大値で世界平均の約4倍の放射線量になっていた模様。
もし仮に2011年3月15日の最高値のような状況が1年間続いたと仮定すると、1年間に8.76mSv(ミリシーベルト)=8760μSv(マイクロシーベルト)の放射線をあびることになる。放射線が人体に影響するレベルは1年間に100mSv(ミリシーベルト)=10万μSv(マイクロシーベルト)であるので、2011年3月15日の最高値のような状況が1年間続いたとしても人体に影響がある値の1/10以下ということになる。
今回の原発事故に関して正しい医学的知識を提供してくれているteam_nakagawa – 東大病院放射線治療チームは参考になる。

そもそも放射線被ばくがある、ない、という議論は無意味です。なぜなら、ふつうに生きているだけで、私たちはみんな”被ばくしている”からです。世界平均で1年間に2.4mSv「ミリシーベルト」という量の放射線をあびます(大気、大地、宇宙、食料等から発せられる放射線を自然被ばくと言います)

自然被ばくは国や地方によって違い、イランのラムサールは10.2mSvの放射線を一年間であびています。つまり年間10200μSvの被ばくがあります。逆に少ない所もあります。

そもそも日本は世界一のがん大国で、2人に1人が、がんになります。つまり50%の危険が、100mSvあびると50.5%になるわけです。タバコを吸う方がよほど危険です。現在の1時間当たり1μSvの被ばくが続くと、11.4年で100mSvに到達しますが、いかに危険が少ないか分かります。

妊婦の方へ。放射線は、妊娠後4ヶ月以内が最も胎児に影響を与えるといわれています。100mSv(ミリシーベルト)未満の蓄積ならばその後の胎児には影響がでないことが示されています。

数値の正確性はどこまでかわからないが、参考情報になるものとして、個人でガイガーカウンタを設置して自宅で放射線量を測定している人が数値を出してくれている。
ガイガーカウンタによる放射線量

放射線の人体への影響量を表す単位はシーベルトで、古い単位としてはレムが用いられました。1シーベルトが100レムです。ガイガーカウンタの計測は1分ごとのカウント値すなわちCPM(count per minute)で表現され、購入したガイガアウンタの場合100 CPM が約 1 マイクロシーベルト/hr に相当します。計測の結果、当地では平均 CPM = 15 程度で、0.15マイクロシーベルト/hrに相当します。

またUSTにてガイガーカウンタ映像をライブ配信している人もいる。
USTREAM – 東京都大田区の個人計測
あと知らなかったのが、「被曝」と「被爆」の違いである。
Wikipedia – 被曝

「被曝」と「被爆」は、発音が同じで意味や漢字での表記が似ており(日偏と火偏の違い)、しばしば混同されてしまうが、厳密には「被曝」は「放射線にさらされること」、「被爆」は「爆撃を受けること」を意味する。
ただし、「被爆」という単語には「爆撃を受けること」という意味と共に「核兵器による被害を受けること」という意味もある。後者の意味が強調されると、「被曝」と混同されやすい。「被曝」は、主に「放射線にさらされること」のみを表す。
また、「曝」という漢字が常用漢字に入っていないことから、「被曝」を「被ばく」と書くことが多い。この場合、見ただけでは「被爆」と区別が付かないが、「被ばく」と表記した場合には、ほとんど「被曝」を意味する。

昨日夜に、天皇陛下からお言葉があった。

滂沱の涙。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です