逮捕されるまで 空白の2年7カ月の記録 – 市橋 達也 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

東京→北関東→静岡→東北→四国→沖縄→関西→九州。
電車、船、バス、自転車、徒歩で転々と移動した。誰にも語らなかった、「逃げた後、捕まる」まで。
2年7カ月の間、どこにいて、どのような生活をし、何を考えてきたのか。市橋達也、拘置所からの懺悔の手記。

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書評・レビュー・感想

今、話題の本。本書の出版自体についても賛否両論がある手記。
読んでみると、真実をすべて書いているとは思えなかった。どちらかというと書いても問題のないものだけを書いたという感じ。かなり自分の都合がいいように部分部分を端折っていると思う。書きたいものだけを書いた本である。贖罪の手記と銘打つなら、書きたくないものを書いてしかるべきはずであるが・・・・
印税を被害者家族へ渡すという表現が最後に書いてあったが、あれには相当違和感を感じた。逃亡中の事実については、あるはずのものがなかったり、ぬけおちていたりしたが、この印税の部分に関しては、なくてもいいものがあったと感じた。この無くてもいいものが書いてある時点でこの本は、裁判員制度対策だと思わせた。それほど、印税の部分は異様にうつった。
実際、なぜ逃亡しなければならなかったのか?という事件の経緯についてはまったく触れられておらず、これも裁判対策であるという思いを強くさせた。内容としては単なる日記で特段これといったものはなかった。作文レベル。読後に残ったのは「違和感」である。

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