日本史有名人の晩年 – (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 6 分

青春、朱夏、白秋、玄冬―四季の移ろいにもたとえられる人の一生。若くして非業の死をとげた人もあれば、老いてなお気骨と艶を失わない人もいた…。若き女弟子との交流で華やぐ晩年―良寛。心機一転、社会事業に尽力した侠客の晩年―清水次郎長。生命ある限り、生き、食い、そして書いた―正岡子規。「どうも僕にはわからない」が最後の言葉―野口英世。死場所を探し続けた托鉢の旅―種田山頭火。大病の後、最後の東京ドームコンサート―美空ひばり。人生の最後にくりひろげられた、意外に知らない喜怒哀楽のドラマ。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

書評・レビュー・感想

登場するのは、74人。
<江 戸>
伊達 政宗(70歳) ▼病に苦しみながら伊達者の最期を全うした
支倉 常長(52歳) ▼妻子・家来・下僕を入信させ、病身を信仰に捧げた
新井 白石(69歳) ▼自分史に賭けた失意の晩年
田沼 意次(70歳) ▼老中罷免後の水面下の政争に敗北
水野 忠邦(58歳) ▼幕政改革に挫折し、失意の隠居生活
上杉 鷹山(72歳) ▼「なせば成る」で取り組む財政再建
島津 重菱(89歳) ▼気ままに生き、曽孫を愛した
宮本 武蔵(62歳) ▼癌に苦しみながら『五輪書』を書き上げる
絵 島  (61歳) ▼大奥粛正の人身御供となった配所暮らし
歌川 広重(62歳) ▼生涯、金の心配をしつづけた
葛飾 北斎(90歳) ▼百十歳まで生きて、絵筆をとろうとした
松尾 芭蕉(51歳) ▼望郷の思いに駆られた帰省の旅
小林 一茶(65歳) ▼信濃に帰り待望の家庭をもった
平賀 源内(52歳) ▼殺人を犯し、自害しきれずに獄中で病死した
伊能 忠敬(74歳) ▼せきや咳の持病を押して測量に没頭した
華岡 清洲(76歳) ▼麻酔実験で失明した妻を慰めつづけた
杉田 玄白(85歳) ▼晩年に、九つの幸福を得たと振り返った
貝原 益軒(85歳) ▼八十歳を超えて『養生訓』を執筆
本居 宣長(72歳) ▼紀州藩への仕官の陰に長男の完全失明
上田 秋成(76歳) ▼孤高自尊の姿勢で生き抜く晩年
塙保 己一(76歳) ▼借金にまみれた盲人学者の執念
宝井 馬琴(82歳) ▼天保の改革で断筆を決意するが
大田 南畝(75歳) ▼文人官吏として三度の公務出張
頼 山陽 (53歳) ▼死の当日に『日本政記』を完成させた
間宮 林蔵(70歳) ▼隠密は自分の心身に適った生き方
良寛   (74歳) ▼若き女弟子との交流で華やぐ晩年
司馬 江漢(72歳) ▼交遊を断ち、独り悠々と生きる
<幕 末>
川路 聖謨(68歳) ▼江戸開城当日にピストル自殺
松平 容保(59歳) ▼孝明天皇内密の簾輪を肌身離さず保持した
徳川 慶喜(77歳) ▼子宝に恵まれ、晩年になるほど盛り上がった
山内 容堂(46歳) ▼波瀾の前半生の後、のどかな日々を送った
山岡 鉄舟(53歳) ▼十年契約で侍従になった朝敵の臣
飯沼 貞吉(78歳) ▼生き残った少年隊士の長い晩年
島津 久光(71歳) ▼菅を切らず漢方医を用いた儒教道徳の人
清水次郎長(74歳) ▼心機一転、社会事業に尽力した侠客の晩年
ペリー  (64歳) ▼日本開国に成功し、『日本遠征記』を編纂した
ハリス  (74歳) ▼帰国後、絶えず日本に関心をいだいていた
<明治・大正>
井上 馨 (81歳) ▼熱血志士が権力を掴んでからの奇行かずかず
陸奥 宗光(54歳) ▼日清戦争を仕掛け、『蹇々録』で記録した
板垣 退助(83歳) ▼「板垣死すとも…」の名句で晩年を貫いた
後藤象二郎(60歳) ▼愚直さに欠けるが、豪放に政界を遊泳した
伊藤 博文(69歳) ▼日韓併合を急ぐ政府に対してとった行動の謎
山県 有朋(85歳) ▼国民に不人気な権力者がしくんだ事件
山本権兵衛(82歳) ▼不運に見舞われつづけた内閣
東郷平八郎(88歳) ▼晴耕雨読から一転して政治介入
大山  巌(75歳) ▼西洋式を貫くハイカラ夫婦
児玉源太郎(55歳) ▼ひそかに宰相の座を待ち過労死
秋山 真之(51歳) ▼日露戦争後も秀才の本領を発揮
北里柴三輿(80歳) ▼伝染病研究所を去るも、所員全員に慕われた
野口 英世(53歳) ▼「どうも僕にはわからない…」が最後の言葉
正岡 子規(36歳) ▼生命ある限り、生き、食い、そして書いた
夏目 漱石(50歳) ▼晩年の生き様を自ら「則天去私」と示した
樋口 一葉(25歳) ▼「病人でも夏は暑い」と書き遺した
森 鴎外 (61歳) ▼退官を機に史伝に転じた文豪の気骨
石川 啄木(27歳) ▼借金まみれの一家を襲ったトラブル
岩崎弥太郎(52歳) ▼嫡流を重んじた三菱財閥の総帥
渋沢 栄二(92歳) ▼ビジネスステーツマンの生涯を全うした
福沢 諭吉(68歳) ▼無位無冠、平民を通した
中江 兆民(55歳) ▼余命を知りベストセラーを書いた
白瀬 矗 (85歳) ▼南極探検の後始末に晩年を費した 
田中 正造(73歳) ▼聖書と手帳、拾った小石三個が全財産だった
<昭 和>
西園寺公望(92歳) ▼「坐漁荘」で明治・大正・昭和の政治を動かした
尾崎 行雄(97歳) ▼六十三年間の議員生活を送った憲政の神様
字垣 一成(89歳) ▼陸軍大臣を務め、参院選挙トップ当選した
鈴木貫太郎(82歳) ▼暴徒を避けて、三カ月に七回転居した
木戸 幸一(89歳) ▼A級戦犯で服役、出所後も沈黙を守った
薄儀   (62歳) ▼ソ連軍に逮捕され、「人間改造」を受けた
種田山頭火(58歳) ▼死場所を探しつづけた托鉢の旅
柳原 白蓮(81歳) ▼恋の逃避行でつかんだ第二の人生
甘粕 正彦(54歳) ▼満洲国の第一線に躍り出た影の男
湯川 秀樹(74歳) ▼ヒューマニズムを主張したノーベル賞受賞者 
小林 二二(84歳) ▼梅田・新宿コマ劇場の完成を見届けた
石原裕次郎(53歳) ▼病名は知らされずに、病魔と闘った
美空ひばり(52歳) ▼大病の後、最後の東京ドームコンサート
教科書には載っていない歴史が書いてある。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です