2010年12月号の「一個人」はまさに保存版だった

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[雑誌]一個人 – 2010年12月号

2010年12月号 「キリスト教入門」のLINE UP ラインアップ
カトリックの聖地ヴァチカンを旅する

ヴァチカンは、ローマ・カトリック教会のいわば総本山で、 世界一小さな主権国家である。ここには、システィーナ礼拝堂を彩る至宝の芸術や、教皇を選出する「コンクラーヴェ」などさまざまな謎と歴史がある。この聖地の仕組みを探る。

教会建築の歴史

古くから人々が集い、祈りの場であった教会。その姿は一様ではなく、時代や地域によって変化し、私たちを魅了してきた。西洋建築の基礎とされる教会建築の変遷を辿り、その美しさを堪能する。

キリスト教の基礎知識

イエス・キリスト、聖書、三大教派……知っている言葉はたくさんあれど、きちんと意味を理解していないことが多いキリスト教。基礎知識を取り入れれば、さらにキリスト教の知識が深まるはず。

キリスト教の歴史を読む

いまでこそ最も多くの信者を持つキリスト教だが、初めはユダヤ教のひとつの分派に過ぎなかった。使徒たちの布教、東西に分裂した教会、腐敗からの宗教改革など、世界宗教に発展した歴史の大河を辿る。

西洋美術で読む「旧約聖書」

天地創造、楽園追放、ノアの箱舟、バベルの塔など、旧約聖書には一度は聞いたことがある有名なエピソードが書かれている。規律を守らない人間を容赦なく罰する厳しい神と、それでも罪を犯してしまう愚かな人間たちの奥深いストーリーを名画とともに味わいたい。

西洋絵画で読み解く「新約聖書」

イエスの誕生から死、復活と、イエスの生涯が中心となる「新約聖書」。当時の一流画家たちが描いた、リアルであり、ときに幻想的な絵画を読み解けば、さらにキリスト教への理解が深まるだろう。

非常に読み応えがあった。海外旅行で西洋絵画を見る場合や、国内の博物館や美術館へ行く際も必要となるのが「作品から読み取る力」であるが、土台となるのがキリスト教の歴史や文化であることが多い。そのために以下のような本を読んできた。
聖書の名画はなぜこんなに面白いのか

西洋絵画の場合、ギリシャ神話を題材にしたものより、聖書を題材にしたものが多いので、聖書を知らなければ理解できないことも多い。それをカバーするのが本書。めちゃめちゃオススメ!

ギリシア神話の名画はなぜこんなに面白いのか

ヨーロッパの芸術作品は、ギリシャ神話や聖書をもとにしているものが多く、それらの基礎情報がなければ理解が難しい作品も多い。しかしながら、ギリシャ神話はなかなか頭に入りにいくものであるが、本書であれば、美術館や博物館にいく前に読んでおくだけで、芸術を読み解く範囲が格段に広がる。

世界がわかる宗教社会学入門

本書は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教などそれぞれについて、大きな枠組みでざっくりとした理解ができるのでオススメ。本を1冊読んだだけで宗教が理解できるかといえばなかなか難しいかと思うが、絵画や彫刻などを読み解く上で必要な知識を得るということにしぼれば、かなり効果的かと思う。

一個人の2010年12月号は雑誌ではあるが、まさに保存版かと思う。キリスト教をある一定のまとまりで知識として頭に入れるにはちょうどいい量・まとまり具合だと思う。
絵画や彫刻にとどまらず、教会建築についても含まれているのもうれしい。
まだ手に入れていない方は是非一読をオススメする。

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