坊っちゃん 夏目漱石 (坊ちゃんではない)

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坊っちゃん坊っちゃん

とある人に薦められて、学生時代以来、夏目漱石の「坊っちゃん」を読む。
下女の清は主人公を「坊っちゃん」と呼び、漱石は象徴的な意味も込めて作品の題としたらしい。
生まれつき乱暴でいたずらが過ぎ、両親にかわいがられなかった坊っちゃん。
唯一、細やかに面倒を見てくれた下女の清と離れ、一人で四国の中学校に赴任した。
しかし、江戸っ子で生一本、無鉄砲に育ってきたせいで、田舎での生活は我慢ならないことばかり。
同僚教師との衝突に、東京へ帰ることも辞さないが…。
波瀾万丈の日々をユーモアたっぷりに描く、不朽の名作。
赤シャツ : 中学の教頭。文学士らしい。
うらなり君 : たいへん顔色の悪い英語教師。(古賀)
山嵐 : 毬栗坊主で叡山の悪僧っぽい数学教師。(堀田)
のだいこ : 芸人風の画学教師(吉川)
マドンナ : ふたしかなお嬢さん(遠山)
などなど、アダ名もなかなか面白い。
生一本の正義派が一筋縄ではいかない世間に体当たりした失敗談を清への土産話として作品を終了している。
文庫本ながら角川は、注釈が実に充実しているし、さらに他の出版社からでている「坊っちゃん」よりジャケットがあじがあっていい。
ちなみに、「坊っちゃん」が正しく、「坊ちゃん」は間違い。
漱石自体は、坊ちゃんとは正反対に近いまじめで優秀な教師であったらしい。

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