新フォーマット「WebP(ウェッピー)」は普及するだろうか?

【この記事の所要時間 : 約 6 分

GoogleがJPEGに代わる新画像フォーマット「WebP」を発表、ファイルサイズが小さくウェブの表示が高速化

今やインターネット上のあらゆるところで用いられている画像形式「JPEG」ですが、GoogleがJPEGに代わる新たな画像フォーマットとして「WebP」を発表しました。「WebP」は同社が持つ、オープンソース化されたビデオコーデック「VP8」の圧縮形式を基本にして静止画向けに作られたもので、実際にJPEGや PNGおよびGIF形式の画像ファイルを「WebP」形式で再圧縮したところ、特にJPEG形式のファイルを再圧縮した時の効果が大きく、平均してファイルサイズを39%圧縮することに成功したとされています。なお、Googleは今後、同社製ブラウザ「Google Chrome」のレンダリングエンジン「WebKit」が「WebP」をサポートできるように取り組むほか、開発者向けに変換ツールを提供した上で、開発者コミュニティーからのフィードバックを得るとしています。

ということで、JPEGに代わる新画像フォーマットとしてWebPなるものが紹介されていた。
悪くないと思うけど、問題は普及するかどうかと規格が変わることによるその他に対する影響度合いがどれくらいかということかと思われる。
Googleは、WebMという動画フォーマットも発表しているので、それにちなんだ名前っぽい。WebPは、ウェッピーと読むらしい。ブラウザは、IEのシェアが50%で、Firefoxが約30%、Google chomeが約10%という感じなので、IEとFirefoxで対応されるかどうか。
画像サイズが減るという効果は魅力があると思われるので、じんわり普及していくのかもしれない。
Wikipedia – PNG

Deflateを利用した可逆圧縮の画像ファイルフォーマット。既存のGIFの機能を拡張、さらにネットワーク経由での使用を想定した機能強化が図られている。PNGの頭文字には、非公式には「PNG is Not GIF」という意味が込められている。
■GIFとの比較
GIFの代替物として開発された経緯があるため、GIFと比較されることが多い。主な差異は以下の通り。

* ほとんどの画像でPNGはGIFより圧縮率が高い。
* GIFは1色透過だが、PNGはアルファチャンネルを持ち半透明の表現が可能。
* PNGはフルカラーが可能なため256色のGIFより精細な色表現が可能。
* GIFはアニメーションをサポートしているが、PNGはサポートしていない(アニメーションにはPNGの発展フォーマットであるMNG形式/APNG形式を用いる)。
* GIFと比較すると圧縮・展開に多少時間が掛かる(ただし前述の通り容量はGIFより小さいため、転送時間の短縮を加味すれば劣点とはならない。サーバ側のプログラムが動的に画像を生成するような使用法では注意を要する)。
* インターレースGIFとインターレースPNGを比較すると、インターレースPNGの方が圧縮率が低い。
* インターレース形式のアルゴリズムが異なり、GIFよりも早い段階で全体像が見える。

■JPEGとの比較
JPEGとPNGとの比較: JPEGでは均一な背景にノイズが出る
JPEGは、主に写真的なイメージデータを非可逆圧縮することでPNGよりも小さなファイルサイズに収めることができる。そのためPNGで、高画質に設定したJPEGと同程度の品質を得ようとすると、ファイルサイズはJPEGの数倍(大抵は5~10倍程度)になる。
PNGは、テキストや線画など色の境界がはっきりしたイメージに適している。線画と写真が混在している場合では、目的に応じてシャープな部分を重視する場合はPNG、ファイルサイズを重視する場合はJPEGを選ぶことができる。
JPEGは、ジェネレーションロスが生じるため、編集中の一時データの保存には向かない。PNGはその可逆性を生かして、編集やレタッチイメージの一時保存に利用し、最終イメージのみをJPEGで出力すれば、ジェネレーションロスは1世代にとどめることができる。その一方で、PNGはデジタルカメラなどで利用されているExif情報をサポートしていない。TIFFはロスレスでExifをサポートしているが、ファイルサイズでは PNGに利点がある。

というのが、既存のPNG,JPEG,GIFについてのざっくりとした説明。
以下が、WebP。
Wikipedia – WebP

WebP(ウェッピー(weppy))は、米Googleが開発しているオープンな静止画フォーマット。
ファイルの拡張子は「.webp」
画質の劣化を抑えつつファイルサイズを縮小できる。
インターネットのWebページで広く使われているJPEGの置き換えを狙った規格である。
ビデオコーデックであるVP8の技術を利用している。

とはいえ、デジャブというか、何か昔話を聞いているような感覚になる方もいるだろう。そう、これって結局、「JPEG 2000」と同じじゃないか!と。
Wikipedia – JPEG 2000

JPEG 2000(ジェイペグにせん)は、静止画圧縮技術及び同技術を用いた画像フォーマットのことである。ISO と ITU の共同組織である Joint Photographic Experts Group において JPEG の後継として規格化された。発表当初は、急激に普及すると思われたものの、近年のハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、フラッシュメモリなどのストレージの急激な価格低下、計算コストの割にはサイズがあまり小さくならないなどの要因により普及はあまり進んでいない。
その中でもWindowsなどのオペレーティングシステムが標準でサポートしていないことは、普及にとって致命的となっている。また QuickTimeの機能を活用するSafariを除き、Webブラウザでの対応は遅れているため、Webページで使用したくても使用できないのが現状である。デジタルカメラでもサポートしている機種は現状では一台もない。

JPEG 2000の普及がマイクロソフトに阻まれたように、WebPも普及しない可能性は十分高い。普及には、今後のGoogleのシェアなど様々な要素がからみあってくるかと思われる。

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