グルメの嘘 – 友里 征耶 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

連日、どこかのレストランがテレビや雑誌で絶賛されている。しかし言うほど素晴らしい店がどれだけあるのか―。頭の中は金儲けばかりの「性格の悪い料理人」、メディアと店の癒着、問題だらけの『ミシュラン』…、今まで誰も語らなかった弊害を、辛口評論家が暴露。「客をなめ切った高圧的な店」「大間の鮪はそんなにない」など、業界を敵に回してでも伝えたい、グルメの「不都合な真実」。もう外食で外しません。

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書評・レビュー・感想

本書はかなりの辛口本である。しかしながら、読んでいて気持ちがいい。それは、著者に嘘がないからだと思う。うんうんとうなづきならが読み進めることができる。

そんなにたくさん「素晴らしい店」があるはずないだろ

なんてのは、まさにその通りだと思う。
また、著者は自らの好みをしっかり認識しているため、自分以外の価値観があることも十分理解しているところには好感が持てる。
もちろん偏っている部分もあるが、主張がはっきりしているので読みやすい。悪口に読み取れる部分もあるが、それを楽しむように読めれば本書は買うに十分値する。
最近では、普通の飲食店でも食べログでレビューなどを見てから訪問することが多くなったし、そういう人が増えていることかと思う。そこでもよくでてくるキーワードが「CP(コストパフォーマンス)」である。食べログでは、よくコスパと略されている。CPは人によって、稼いでいる金額、食事に払える金額や自分の好み、場所、雰囲気などに大きく左右されるので、なかなか評価が難しい。5万円のフレンチにそもそもCPという表現が必要かどうかもあやしいと思う。
グルメについての辛口評価を読みたい人にはずばっとオススメできる一冊である。

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