日本の大問題が面白いほど解ける本 – 高橋 洋一 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

本書ではさまざまな問題について私の考えを紹介していきますが、その基本的な立場は、私が理解しているコスト・ベネフィット分析(cost- benefit analysis)と世界標準(global standard)です。 日本ではこうした問題について、世論をリードすべきマスコミが、多くの場合良いか悪いかを倫理的な側面から報道することが多く、数値や世界標準の議論はあまりされません。しかし、これが基本であることをここで強調しておきます。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

書評・レビュー・感想

著者の高橋洋一氏といえば、窃盗問題などいろいろといわくのある人であるが、書いている内容はなかなか良いかと思う。いくつかの提言どおりにやればかなりいい感じになりそうではあるが、実際できるかといえばかなり微妙。やっぱりそうやりたくない人がたくさんいるから。
弾さんも以下のように述べている。

本書の通りものごとを進めていけば、たしかに「日本の大問題」は「面白いほど解ける」ように思える。それではなぜそのようにものごとを進められないのか?
それで面白くなくなる人々が存在するからである。要は既得権益者である。そこまでは著者に限らずほぼ誰もが「大問題解決の障害」として取り上げる。
問題は、どうしたらこの「障害」を取り除けるか、著者も含め論じる人がほとんどいないことだ。

そう。結局、「こうやれば良くなる」とか「この方法ならうまくいく」とかそういうことを言う人はたくさんいるが、現実にそれを実現するために考えられるさまざまなハードルやそのハードルの超え方について具合的な方法論を説いている人はほとんどいない。
「理想がなければ現実は変えられない,」が、理想だけでも現実は変えられない。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です