フリージア – 松本 次郎 (書評・レビュー・感想)

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書評・レビュー・感想

現代日本に敵討ち法(かたきうちほう)が施行された。
討つ者、討たれる者、それぞれを補助する者。

昨日付けで、守さんが4年前、暴行殺害した山本政一君の両親から出されていました敵討ち申請届が裁判所に受理されまして、ウチの事務所がこれを執行代理させていただく事になったんですよ。
つきましては、そのご連絡と関係書類のお届けにうかがった次第です。
執行は4日後の27日きっかり正午からです。
それまでにちゃんと書類に目を通して準備して下さいね。
書類に不明が点がございましたら「都民のなんでお生活相談ダイヤル」までお問合せ下さい。

合法的に敵討ちが許された世界(フリージア)。
この世界では、敵討ちを執行する敵討ち執行代理人という職業が存在する。
だれでも敵討ち執行代理人になれるというわけではなく、敵討ち執行代理人になるには、第一種小型銃器免許と代理人二級資格という国家試験に合格する必要がある。
主人公は、心のゆがみをもった敵討ち執行代理人。

「敵討ち」では対象者の人権ちゃんと尊重されています。
代理人と同等の武器の支給ならび身辺警護人を雇う権利が認められています。
雇う費用がない場合は国選警護人を政府がつけてくれますよ。

仇討ち関連の書籍としては、今までいくつか読んだことがあるが、以下の3点が良かったように記憶している。
仇討ちものは、短期間で成功するもの、長期間かかって成功するもの、短期間で返り討ちにあうもの、長期間かかって返り討ちにあうものなどなど、そこにいたるまでの経過などのストーリーが面白い、義理、人情だけでできるものではなく、人間性が、黒く汚い部分がより多く表出してくる、そんなテーマである。

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