「ホリエモン」の次の物語

【この記事の所要時間 : 約 2 分

「ホリエモン」は物語であり、「株価」も実は物語である。
「物語」というのは言い換えれば「幻想」である。
実定的基礎づけのない幻想であることは幻想が社会的に機能することを少しも妨げない。
幻想は実態がないだけに無力であり、同時にどんなことでも可能にする力がある。
幻想は幻想を再生産する。
逆にいえば、幻想は一度シュリンクすると止まらなくなる。
だからこそ、幻想は大事にしなければならない。
幻想だからつねにケアし続けないと、簡単に壊れてしまう。
「ホリエモン」という幻想で、「若者の夢」という幻想が再生産されていたし、
「株価」という幻想で、「私も不労所得者になりたい」という幻想を再生産していた。
マスコミは、幻想を育む姿勢から一転、幻想を解体する姿勢へ転じた。
物語を解体しても、それに代わる物語が人間を不幸にするものならば、意味はない。
物語こそが社会を秩序づけている。
「ホリエモン」の次の物語は私たちを幸せにするだろうか?

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく
堀江 貴文
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 519
スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください