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山田洋次監督による『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』に続く、藤沢周平原作小説の映画化。役目のため失明した下級武士を支える妻と中間、そして一分を通すため復讐に挑む侍の姿を描く。主役の武士に木村拓哉。その妻に映画初出演の壇れいが扮し、新鮮な存在感を見せている。
レビュー・感想・解説・ネタバレ
完全ネタばれなので、映画未視聴の方は、決して読まないように。
山田洋次監督×藤沢周平の時代劇三部作、最後の作品であるが、ストーリーの単純さからかイマイチぴんとこなかった。三部作すべて見ているが、
「清兵衛」=「鬼の爪」>>>>>「武士の一分」
というのが個人的な感想である。
アカデミー賞主演男優賞受賞作であるセント・オブ・ウーマンの盲目の元軍人を演じるアル・パチーノと比べると失礼ながら・・・という印象を持った。キムタクはキムタクだということかもしれない。