★★★☆☆[映画] グラン・トリノ – Gran Torino (レビュー・感想・解説・ネタバレ)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

グラン・トリノ [DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ (2009-09-16)

妻に先立たれ、一人暮らしの頑固な老人ウォルト。人に心を許さず、無礼な若者たちを罵り、自宅の芝生に一歩でも侵入されれば、ライフルを突きつける。そんな彼に、息子たちも寄り付こうとしない。学校にも行かず、仕事もなく、自分の進むべき道が分からない少年タオ。彼には手本となる父親がいない。二人は隣同士だが、挨拶を交わすことすらなかった。ある日、ウォルトが何より大切にしているヴィンテージ・カー<グラン・トリノ>を、タオが盗もうとするまでは ――。
ウォルトがタオの謝罪を受け入れたときから、二人の不思議な関係が始まる。ウォルトから与えられる労働で、男としての自信を得るタオ。タオを一人前にする目標に喜びを見出すウォルト。しかし、タオは愚かな争いから、家族と共に命の危険にさらされる。彼の未来を守るため、最後にウォルトがつけた決着とは――?

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レビュー・感想・解説・ネタバレ

完全ネタばれなので、映画未視聴の方は、決して読まないように。

クリント・イーストウッドが、主演・監督をつとめる作品である。ちなみに、クリント・イーストウッドは、俳優としては、本作品が最後の出演作であることを明言している。

未熟な若者を一人前の男に育てる老人の話であるが、未熟な若者がアジア人で、老人が差別主義者の白人というのがひとつのテーマになっている。この老人は、妻に先立たれ、息子たちともうまくいかず一人で晩年を送っているが、自分が病であることも知っている。クリント・イーストウッドが自身を重ね合わせる部分があるのかもしれない。俳優としては最後の出演作であり、老人の最後にふさわしい作品になっているかと思う。

古いアメリカの価値観への望郷と反省の物語かもしれない。複数のテーマが絡み合っているので、より面白さを引き出しているのかもしれない。ただ、個人的には車に対する思い入れがあまりないので、そのあたりの感動というかグラン・トリノの位置づけというのがあまりピンとこなかった。年配の人向けの映画かもしれない。


グラン・トリノ(字幕版)
グラン・トリノ(日本語吹替版)

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