源氏物語 – まんがで読破 (書評・レビュー・感想)

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源氏物語 (まんがで読破)
紫式部 バラエティアートワークス
イーストプレス

西暦1000年ごろに誕生した王朝ロマンス『源氏物語』。主人公は帝と桐壷の更衣の悲恋の末に生まれた皇子、光源氏。生まれもった美貌と才能で多くの女性を魅了し虜にしていく。本当の愛を探す人生の果てに見えてきたものとは…?さまざまな人間模様が交錯する70年にも及ぶ物語。海外でも愛読されている宮中恋愛小説の古典を漫画化。

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書評・レビュー・感想

源氏物語については学生時代に難しいという印象を持って以来、読むことを諦めていたが、本書のようにコンパクトにまとまっていると非常に興味深く読めた。学生時代に出会いたかった本である。本書で概要をざっと押さえた上で、原文などに挑戦すると非常にいいかと思う。平安時代の貴族の概要であったり、呼び名であったり、生活、風俗などをざっとおさえてからでないと、原文はむずかしすぎると思う。
源氏物語の主人公が光源氏であるということは知っていたが、なぜ光源氏と呼ばれているのかも知らなかったが、本書でようやく理解した。源氏物語はさまざまな前提知識が必要かと思う。臣籍降下や諱(イミナ)についての知識がなければ名前についても理解できない。光源氏の父親であり、天皇である桐壺帝も、桐壺の更衣を寵愛しているから「桐壺の帝」と呼ばれているとか、皇后、中宮、女御、更衣といった后の身分の違いや父親や夫の官職の違いによる后の身分差、平安時代の官職、后の呼び名にはそれぞれが住む殿舎の名前が使われているとか、壺とは中庭のことだとか・・・・
入門書として非常に出来がいいと思う。

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