駿河城御前試合 – 平田 弘史 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

駿河城御前試合 (別冊エースファイブコミックス)
平田 弘史
松文館

寛永六年九月二十四日、駿河城内において城主徳川大納言忠長の面前にて行われた真剣御前試合に関する信憑すべき唯一の資料である写本「駿河大納言秘記」によれば、当日行われた十一組の試合において二十二名の対戦者のうち十四名が敗北または相打ちによって即死。生き残ったものはわずかに六名。城内に敷き詰められた白砂は血の海と化し、死臭あたりに漂い、見物の侍の中にもひそかに嘔吐する者さえあって、まさしく腥血凄絶、空前絶後の残忍凄惨な真剣勝負であったという・・・・。

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書評・レビュー・感想

本書の著者である平田弘史氏の本は、以前に薩摩義士伝首代引受人を読んだことがあるがどちらも非常に力強く、昭和的な匂いのする本であったので、本書も楽しみに読んだ。
本書の中では、「身替り試合」の出来が良かったように思う。実践さながらに甲冑をつけ馬上で戦うとう内容もよかったが、さらに御前試合後に第二、第三の果し合いが行われるという構成など息つかせぬ展開でわくわくした。
駿河城御前試合といえば、最近では、月刊「チャンピオンRED」で連載されている「シグルイ」が有名であるが、「シグルイ」は、駿河城御前試合の第一話「無明逆流れ」をもとにして書かれているが、本書には、「無明逆流れ」の章はない。

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