★★★☆☆[映画] 画家と庭師とカンパーニュ – Dialogue avec mon jardinier (レビュー・感想・解説・ネタバレ)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

画家と庭師とカンパーニュ [DVD]
ソニー・ピクチャーズ (2009-06-03)

都会生活に疲れ果て生まれ故郷で田舎暮らしを始めた中年の画家。何年も放置された庭を手入れするため庭師を雇うことに。その求人広告を見てやって来たのは、なんと小学校時代の同級生だった。仕事への情熱を失い、離婚調停中の画家とは対照的に、地元に腰を落ち着け、勤めていた国鉄を退職し、念願の庭師の仕事を始めた彼は、愛する家族たちと慎ましくも満ち足りた生活を送っていた。2人はすぐさま意気投合!昔の思い出やこれまでの人生を尽きることなく語り合い、いつしか互いにかけがえのない存在になっていくのだが…。

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レビュー・感想・解説・ネタバレ

完全ネタばれなので、映画未視聴の方は、決して読まないように。

フランス映画らしいフランス映画。以前、観た「プロヴァンスの贈りもの」と構成はとても似ている。

どちらの映画にも共通するのは、昔過ごした町に戻ってくることにより、見失っていたものに気づき、本当に大切なものを見つけていくということ。

映画のタイトルから連想すると、この画家はクロード・モネのことかと思ってしまうが、モネを題材にしたものではない。若くない2人(画家と庭師)が、再び出会い、その中で友情をはぐくんでいく。2人はそれぞれ非常に相対したものを持っている。それがゆえに惹かれあったのかもしれない。

ある時、庭師は、画家に「常にナイフを持ち歩くといい。ヒモも一緒に。」と言う。

これが本作のポイントだったように感じた。ナイフは古い何かを断ち切り、ヒモは新しく何かを結ぶ。それが人生だと。その後、2人には突然、別れがくるが、それがまた本作のラストを印象づける大きな役割を果たしている。心穏やかにゆったりとした気持ちで観るにふさわしい1本。

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