軍需物資から見た戦国合戦 – 盛本 昌広 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

戦国時代、大名たちが苦心したのは有事の際の軍需物資の確保だった。なかでも木材、竹は重要で、築城はもとより、武器、武具、柵、旗指物、篝火、戦場での炊事用の薪といったように、戦略・戦術上必要不可欠なものだった。戦国大名は、領国内の木材を確保してはじめて合戦が可能となった。しかし、無制限に伐採をおこなうと森林資源は枯渇してしまうため、領国内の森林の管理は、戦国大名にとっては極めて重要だった。武器、武具や築城などに必要な森林資源を戦国大名たちがどのようにして確保、管理したのか?いままでにないまったく新しい側面から戦国合戦像を明らかにする。

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書評・レビュー・感想

ということで、軍需物資という視点から戦国を見るというなかなか面白いタイトルに引かれて読み進めていったが、文章全体が論文のような感じになっていて決して読みやすくなかった。そして「軍需物資から見た戦国合戦」というタイトルから見ると全国の戦国大名がどういう風に軍需物資を集めていたかなどが書かれているかと予想するが、本書にはほとんど北条氏しか出てこなかった。なんだか非常に偏った情報源だなあ~という感じ。
軍需物資といえば、食料から木材、鉄、武器、鉄砲、旗、水などいろいろなものがあるが、これも本書では、木材にかなり重点が置かれていて他の軍需物資がかなりおざなりにされていた。タイトルに引かれて読んだので、そのタイトルと内容が異なっていたのがあまり良くない読後感を持った原因かもしれない。タイトルがもう少しまともであれば良かったのにと思う。
そういう意味でちょっと残念な本だった。

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