加藤清正〈上〉 – 海音寺 潮五郎 (書評・レビュー・感想)

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書評・レビュー・感想

豊臣秀吉の縁戚であり、戦国武将として名高い加藤清正の一代記である。加藤清正は、豊臣秀吉が木下藤吉郎であった頃に15歳で仕えることになった。当時15歳。その後、山崎の合戦や賤ヶ岳の戦いなどで名を上げることとなる。
本書は、上下2巻になっており、上巻は、秀吉に仕えるところから、1592年の文禄の役までが描かれている。この時代の清正は、秀吉の子飼いとして手柄を立て、縦横無尽に働く姿となっている。
また新しく知ったことだが、清正は一時、山中鹿之助に師事していたことがあるようで、武士としての心がけや戦さ話などのレクチャーを受けたようだ。その中でも清正は、「武辺に律儀あり」という言葉を胸に刻み、生涯、これを人生の指針とした模様。
肥後半国をもらった時から、その後、加藤三傑といわれることになる飯田覚兵衛、森本儀太夫、庄林隼人らの活躍も本書の随所にでてくる。
これも有名とのことだが、知らなかったことに、清正が、熱心な日蓮宗の信徒であったということがある。父母も代からの代々の教えとのことで、若い頃からずっと念仏を唱えていたという。
全体を通して、与えられた仕事を情熱を持ってやり遂げる熱い男という感じで本書はすすめられていくが、「真実は細部に宿る」ではないが、細かな小話などに清正本人の人物像が現われているように感じた。詳しくは本書をどうぞ。

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