沖縄離島の旅 – 西表島

【この記事の所要時間 : 約 6 分


西表島は、石垣島から高速船で50分程の場所にある島である。東洋のガラパゴスとも呼ばれる。マラリア発生地であったため戦前、戦中には多くの悲劇が起こっている場所でもある。
Wikipedia – 西表島

西表島(いりおもてじま)は、沖縄県八重山郡竹富町の島であり、八重山諸島最大の島である。沖縄県内では沖縄本島に次いで広く、日本では北方領土の色丹島よりやや大きく、12番目の面積を持つ[1]。島の人口は約2,000人。島の面積の90%は亜熱帯の自然林で覆われ、山の斜面・森林ともに海の間近にまで迫っており、平地はほとんどない。人の居住地は海岸線沿いのわずかな土地に限られる。また、島の面積の約8割は国有林に指定されている。

石垣島から西表島へ行く場合、上原港と大原港のどちらかに入ることになるが、上原港の方が栄えている印象がある。どちらの港も近くに民宿やツアー会社などがたくさんある。ツアー会社では、シュノーケリングやダイビング、自然観察などさまざまな種類のツアーがある。ナイトツアーを行っているところもある。ピナイサーラの滝へカヌーで向かうツアーが人気のようである。

今回お世話になったのが、西表島バナナハウスである。いろいろなツアー会社があり、比較的年齢の若いガイドが多く頼りないことが多いが、このバナナハウスの森本さんは、西表島に渡って20数年のベテランガイドであり、知識も豊富でツアーの最中はしゃべりっぱなしで非常に勉強になった。
参加したのは、ピナイサーラの滝の自然観察というもの。

カヌーで川をさかのぼり、トレッキングで滝の上と滝つぼへ行く、一日(9時~17時)のツアーになります。朝9時頃、ご宿泊先までお出迎えにあがります。車から降りて5分ほど歩くとマーレー川の船着場に到着です。 バナナハウスのツアーでは、ピナイ川の支流マーレー川からカヌーを出します。5分ほどの講習の後、いよいよカヌーに乗ります。 出発してすぐ、まだカヌーに慣れないのに川幅は狭いし蛇行しているしで、通り抜けるのがちょっと大変かも。しばらくすると川幅も広くなります。カヌーにも慣れてきて、まわりの景色を眺める余裕も出てくるでしょう。両岸に広がるマングローブ林や、砂地のシオマネキを観察しながら、ゆっくりと進んでいきます。川の中を見ると、様々な魚が群れをなして泳いでいます。


そういったベテランガイドであるためか、このバナナハウスではテレビ・雑誌などのロケーション・コーディネートもやっている。当日もNHKの取材班が来ていた。世界ふしぎ発見や黄金伝説のこぼれ話を聞くのも面白い。森本さんの口癖は、「すべてのものには理由があります。」「自然体験は人生の縮図です。」であり、このワードをきっかけにいろいろな物語や人生講和などを聞ける。非常に楽しかった。

40~50分ほどでピナイ川の船着場に到着。カヌーから降ります。ここから、山道を歩いて滝の上を目指します。道は少々険しいですが、大きな板根のサキシマスオウノキ、日本で一番大きなドングリがなるオキナワウラジロガシ、愛嬌のあるサキシマキノボリトカゲなどを観察しながら、40~50分で滝の上に到着します。滝の上から滝の上からは、船浦湾のマングローブ林や、青い海に浮かぶ鳩間島が見渡せます。滝の上で昼食と休息をとった後、元の道を戻りピナイ川の船着場へ。今度は滝の下に行きます。滝の下へは、ピナイ川の谷沿いの山道を行きます。途中、アカギの大木や、高さ10mを越える木性シダのヒカゲヘゴ、四季折々の花などを見ながら、船着場から約20分で滝の下に到着です。天気のいい日は、滝つぼで泳いだりします。来た道で船着場まで戻り、再びカヌーに乗り込み戻ります。


西表島にはもちろんコンビニはありません。上原港の近くで買い物できるところは1箇所のみ。川満(かわみつ)というスーパーだけ。ここはかなりコンビニに近く、コンビニとの違いは生鮮食品をたくさん売っているくらい。ここでほぼなんでも買える。

西表島は、戦争マラリアの被害者を多く出している。その中でも波照間島にでた西表島への強制疎開命令では、波照間住民のマラリア罹患率は99.7%、死亡率は30.09%にまでなったといわれている。その傷跡とでもいうべき石碑が大原港の近くにある。これは、当時の波照間国民学校の識名校長が残したものである。
Wikipedia – 戦争マラリア

疎開命令の解除を受けたとき、識名校長は、南風見田にあった石に「忘勿石 ハテルマ シキナ」と刻み込んだ。これが今も残る忘勿石(わするないし)である。刻み込まれた文字は、長年の風雨にさらされて侵食が進んでいるが、今でも確認することができる。さらに、1992年、マラリアで死亡した住民の霊を慰め、この悲劇を後世に伝えるために忘勿石のすぐ近くに「忘勿石之碑」が建立された。その後も8月15日には慰霊祭が行われている


西表島から少し離れた場所に由布島がある。ここへは水牛車でわたる。テレビの映像などで見たことがある人も多いかと思うが、実はぜんぜん歩いてもいけるし、それほどたいしたことがあるものでもない。かなり観光スポットとしての位置づけとなっている。
Wikipedia – 由布島

由布島(ゆぶじま)は、沖縄県八重山郡竹富町(八重山諸島)に属し、西表島に隣接する 島である。海流によって堆積した砂だけでできた、海抜1.5m、周囲2.15km の小さな島で、昼間は観光客で賑わうが、島には人がほとんど住んでおらず、戸数は数戸、人口は十数人ほどしかない。由布島と西表島の間の海は、通常は大人の膝に満たないぐらいの深さしかなく、満潮時でも1m ほどにしかならない。そのため、由布島と西表島間の観光用の移動手段として水牛車が利用され、島の重要な観光資源になっている。また、潮位が低いときには、通常の自動車や徒歩で渡ることも可能である。


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