覚えておきたいゴルフのルールに関する5つのこと

【この記事の所要時間 : 約 6 分

ゴルフのルールは非常にややこしい。法律書のような理解しにくい書き方をされているのもややこしくなる原因の1つである。本当はすべてのルールを覚えておくべきなのだが、競技にでるなら最低限覚えておきたいゴルフのルールを5つ紹介したい。
競技ゴルフには、当然ながら6インチルールもOKパットもない。
説明の前にルールを説明するために知っておかなければならない用語を説明しておくと、スルーザグリーンとは、ティーインググランド、パッティンググリーン、ハザードを除いたコース内のすべての区域のことをいう。
では、ルールの説明をしよう。
1.ルースインペディメント(自然物)

ルースインペディメントとは、枯葉、切り芝、小石、小枝、虫などの自然物のことであり、石はどんな大きさでも、固定されていず、かつ地面に固くくい込んでいなければルースインペディメントである。

   ・グリーン上にある場合

ボールがグリーンにオンしていなくても、無罰でルースインペディメントを取り除くことができる。(救済)

   ・ハザード上にある場合

ルースインペディメントを動かすことはできない。

   ・スルーザグリーン上にある場合

無罰でルースインペディメントを取り除くことができる(救済)が、ボールから1クラブレングス内にあるルースインペディメントに触れた後にボールが動いた場合は1打罰でボールをリプレースしなければならない。

2.障害物(人工物)

障害物とはすべての人工物のことをいう。ただし、OB杭などOBを示す物は含まれない。このOB杭の扱いには注意したい。ヤード杭や1ペナ杭は障害物であるが、OB杭は障害物でない!

   ・動かせる障害物

動かせる障害物とは、紙や缶、瓶、吸殻、ビニールの袋、バンカーレーキ、旗竿などである。この動かせる障害物の中や上にボールがあるときは無罰で取り除くことができるが、動かせる障害物に触れた後にボールが動いた場合は無罰でリプレースしなければならないので、取り除く前にマークしておいた方がよい。(救済)

   ・動かせない障害物

動かせない障害物とは、カート道、スプリンクラー、排水溝、防球ネット、避難小屋、橋などである。この動かせない障害物の中や上にボールがあったり、それがスタンスやスイングの邪魔になる場合は、無罰の救済を受けることができる。救済は、ホールに近づかず、障害を避けえるニアレスポイントから1クラブレングス以内にボールをドロップする。(救済)この救済は結構慣れるまで難しいので、ルールブックを読んで例題などを見て理解しておいた方がいいかと思う。

3.異常なコースの状態および目的外のグリーン
   ・異常なコースの状態

異常なコースの状態とは、カジュアルウォーターや修理地、明白なコースの損傷のことをいう。このような異常なコースの状態の中や上にボールがある場合は無罰の救済をうけることができる。救済は、ホールに近づかず、障害を避けえるニアレスポイントから1クラブレングス以内にボールをドロップする。(救済)

   ・目的外のグリーン

高麗芝とベント芝の2つのグリーンを持っているホールなどの場合、現に利用しているグリーン以外のグリーンではプレーできない。よって目的外のグリーン上にボールがあるときは無罰の救済を受けることができる。救済は、ホールに近づかず、障害を避けえるグリーン外のニアレスポイントから1クラブレングス以内にボールをドロップする。(救済)

4.ウォーターハザード、ラテラル・ウォーターハザード
   ・ウォーターハザード

ウォーターハザード内にボールを入れた場合は、以下の3つの処置のいずれかをとることができる。
1.あるがままの状態で打つ(無罰)
2.ボールがハザードの区域の限界を最後に横切った地点とホールを結んだ延長線上でハザードの後方にドロップ(1打罰)
3.OBと同じ処置(2打罰で打ち直し)
2の場合、後方延長線上であればいくら離れても距離に制限はない。

   ・ラテラル・ウォーターハザード

ラテラル・ウォーターハザード内にボールを入れた場合は、以下の5つの処置のいずれかをとることができる。
1.あるがままの状態で打つ(無罰)
2.ボールがハザードの区域の限界を最後に横切った地点とホールを結んだ延長線上でハザードの後方にドロップ(1打罰)
3.OBと同じ処置(2打罰で打ち直し)
4.ボールがハザードの区域の限界を最後に横切った地点から2クラブレングス内でホールに近づかない場所へドロップ(1打罰)
5.ボールがハザードの区域の限界を最後に横切った地点の対岸で、ボールがハザードの区域の限界を最後に横切った地点と等距離の地点から2クラブレングス内でホールに近づかない場所へドロップ(1打罰)
2の場合、後方延長線上であればいくら離れても距離に制限はない。

5.アンプレヤブル

アンプレヤブルは、ウォーターハザード以外ならコース上のどこでも宣言できる。アンプレヤブルの場合は、以下の3つの処置のいずれかをとることができる。
1.ボールがとまっている地点から2クラブレングス内でホールに近づかない場所にドロップ(1打罰)
2.ボールがとまっている地点とホールを結んだ延長線上でボールがとまっていた地点より後方にドロップ(1打罰)
3.OBと同じ処置(2打罰で打ち直し)
2の場合、後方延長線上であればいくら離れても距離に制限はない。

以上で5つである。
たった5つでもこれだけ複雑である。
ゴルフのルールはもっともっとたくさんあり、さらに複雑になる。
最低限、覚えておきたいゴルフのルールを5つ取り出せば以上の5つとなる。これでだいたいの処理はできるかと思うが、何が起こるかわからないのもゴルフである。毎年ゴルフのルールは改定されるので、競技ゴルフを目指す人はルールには気をつけなければならない。
より詳しく知りたい方はこちらへ
また、クイズ形式のゴルフルールQ&Aをブログで書いているので、参考までに。
ゴルフのルールというのは複雑でなかなか難しいものであるが、競技に出るならば必須である。そんななかなか覚えにくいゴルフのルールをピックアップし、Q&A方式でエントリーしていくシリーズである。

大学教授が考えた1年で90を切れるゴルフ上達法!   角川SSC新書
城戸 淳二
角川マガジンズ(角川グループパブリッシング)
売り上げランキング: 11,595
スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です