かぶき大名 – 海音寺 潮五郎 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

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書評・レビュー・感想

1.かぶき大名
2.日もすがら大名
3.乞食大名
4.阿呆豪傑
5.戦国兄弟
6.酒と女と槍と
7.小次郎と武蔵の間
8.男一代の記
やはり印象に残ったのは表題作であるかぶき大名である。「かぶき大名」は、徳川旗下の武将であった水野忠重の嫡男勝成の物語である。水野勝成は、豊臣秀吉、佐々成政、黒田長政に仕えた後、徳川家に帰参するなど主をいくたびもかえながらも荒々しく戦国を生きた武将であり、戦国武将らしい物語になっている。
まあまあだったのが、日もすがら大名である。「日もすがら大名」は、奥州の内藤家に仕える土方大八郎の物語であり、これは八つ当たり、逆切れ物語ともいえるなんだか後味があまりよくない話である。
そして最後の男一代の記である。「男一代の記」は、薩摩藩島津家に仕える中馬大蔵の物語であり、関ヶ原、朝鮮の役と戦国時代を戦い抜いた戦国の武士らしい男が年老いてから死ぬ直前に悟ったかのような言葉をつぶやく作品である。男一代とあるように独身時代から死ぬまでの生涯を1つの小説にまとめあげている。非常に味わい深かった。

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