99%の誘拐 – 岡嶋 二人 (書評・レビュー・感想)

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書評・レビュー・感想

末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには8年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。そして12年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。その犯行はコンピュータによって制御され、前代未聞の完全犯罪が幕を開ける。第10回吉川英治文学新人賞受賞作である。
非常に完成度の高い作品かと思う。4つの章からなる構成といい、疾走感のある文章といい、とてもわくわくドキドキさせられた小説だった。サスペンスとして優秀な作品かと。
昭和40年代の5000万円の金塊を身代金にした誘拐事件と、昭和60年代の10億円のダイヤモンドを身代金にした誘拐事件。封印されていた事実が徐々に解放されていく。1988年に書かれた小説であるが、古さといった印象を持たなかった。
岡島二人作品は初めてだったが、他の作品にも手を出してみようと思わせるものだった。

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