阪神タイガースと予防的ソリューション

【この記事の所要時間 : 約 3 分

久しぶりに阪神について。
契約更改で保留があいついでいるらしい。
球団側はポイント制にのっとって提示しているといい、藤川や久保田は愕然とし、岡田は、事前の根回しが足りないからあけてみてびっくりということになるというような発言をしていた。
この中では岡田が一番まともな発言をしているが、それでも1次元レベルが低い。
現状の金の流れを考えると、
プロ野球制度→1→阪神タイガース→2→選手
という流れだろう。
球団も監督も選手も2のフローの話しかしていない。
もちろん、1のフローに問題がなければ、それでももちろん結構だ。
しかし、現在は、1のフローに問題がでている。
それはとりもなおさず、プロ野球制度そのものの危機である。
巨人中心主義システムの崩壊、野球中継視聴率の低迷、WBC、メジャーへの選手流出などなど。
プロ野球制度そのものの集金システムに支障が出ているのだ。
(阪神タイガースのみに関しては集金システムに支障はまだ出ていないが。)
昨年は、この支障に対する対症的療法として「交流戦」を採用したが、集金システム全体の支障はあいかわらず、血が出ているところに止血として絆創膏を張っただけで、他にも血が噴出しそうな箇所が何箇所もある状態。
そして、この交流戦を採用するコストを巨人戦放映権料減少としてセリーグの各球団は支払ったはずだ。しかしながら野球人気の低迷には歯止めがかからず。
これでみんなわかったんじゃなかったのか?
「対症的」な治療を続けてシステムを運営すればジリ貧になるということを。
そして、石毛などが「予防的」な治療として提案している四国リーグから数人プロに入り、効果が出始めていることを。
誰が考えてもわかるけど、予防的なシステムの整備と運用に要するコストは、対症的なシステムの整備と運用に要するコストよりはるかにわずかに済む。
そして、プロ野球という制度(システム)もやはり予防的なソリューションを選択するのがコストパフォーマンスがいい。
予防的というのは、トラブルを事前に回避するためのふるまい方の習得にリソースを優先的に集中させる立場である。
結論を急ごう。
球界、球団、選手は、プロ野球制度崩壊を食い止めるために、それぞれの言い分を一時的に凍結し、黙っていても野球に接する機会が増え、野球を楽しむ人が増え、球界にお金が集まってくるシステム構築のために全リソースを投入しよう!
藤川の言い分、久保田の言い分、それぞれ理解できる。無理を言ってるわけではないだろう。しかし、プロ野球という集金システムが崩壊すれば、すべての前提が崩れる。騙されたと思って、未来のプロ野球制度に投資して欲しい。
(もちろん、予防的なソリューションとして選手に今以上の高額年俸を支払うというオプションもあるとは思う。まあありえないだろうが。)

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