「フェルメール展 (Vermeer and the Delft Style)」へ行って来た。

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「フェルメール展 (Vermeer and the Delft Style)」が上野の東京都美術館で2008年8月2日~12月14日まで開かれているので行って来た。今回のフェルメール展は、光の天才画家とデルフトの巨匠たちということでフェルメール以外にもデルフトにゆかりの深い画家の作品が展示されていた。
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ご存知の通り、ヨハネス・フェルメールは、オランダのデルフトという小都市に生まれ、居酒屋を経営していたということ以外あまりよくわかっていない。そのためデッサンや製作年数や工程などの資料もない。現存する作品はわずか三十数点という希少性もあり、謎の画家として有名である。日本では過去10年に8回もフェルメール展が行われているが、日本にはフェルメール作品はない。
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今回は、三十数点しかないフェルメール作品のうち7点が展示されている。さらに、フェルメールの師とも言われるファブリティウスの作品もあり、なかなかの展示会だった。休日に行ったのでもっと込んでいるかと思ったがそれほどでもなかった。ある程度長期間やっているからかもしれないし、期間のはじめと終わりの方ではなく、ちょうど間くらいに行ったのもよかったのかもしれない。
今回は、フェルメールの最高傑作と言われるウィーン美術史美術館所蔵の「絵画芸術」が展示予定であったが、オーストリア教育文化省により国外持ち出し禁止とのお触れがでたため、展示できなくなったが、その代わりといっては何だが、アイルランド・ナショナルギャラリーから「手紙を書く婦人と召使い」がやってくることになったみたい。
1.マルタとマリアの家のキリスト
製作年 – 1655年頃 所蔵 – スコットランド・ナショナルギャラリー
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2.ディアナとニンフ
製作年 – 1655~1656年頃 所蔵 – マウリッツハイス王立美術館
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3.小路
製作年 – 1658~1660年頃 所蔵 – アムステルダム国立美術館
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4.ワイングラスを持つ娘
製作年 – 1659~1660年頃 所蔵 – アントン・ウルリッヒ美術館
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5.リュートを調弦する女
製作年 – 1663~1665年頃 所蔵 – メトロポリタン美術館
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6.ヴァージナルの前に座る若い女
製作年 – 1670年頃 所蔵 – 個人蔵
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7.手紙を書く婦人と召使い
製作年 – 1670年頃 所蔵 – アイルランド・ナショナルギャラリー
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今回の展示の中では、光の天才画家と言われるように光と空気を静謐に表現している「リュートを調弦する女」と「手紙を書く婦人と召使い」がとてもよかった。
時間がある方はぜひどうぞ。
フェルメールといえば、「メーヘレン」という名前もちらつく。悪名高い贋作家である。
Wikipedia – ヨハネス・フェルメールに詳しい。
また、「ギャラリーフェイク」2巻の「ターバンの女」の章でもフェルメールとメーヘレンが題材として扱われているので、興味のある方はどうぞ。

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