なんとなく企画クリエイティブの仕事をしたいと思っている人のなんとなくをなんとなくじゃなくする本 – 福田 敏也 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 3 分

なんとなく企画クリエイティブの仕事をしたいと思っている人のなんとなくをなんとなくじゃなくする本。略して『なんクリ』です。放送作家、コピーライターなど、認知されている職種はあれど、企画の仕事は日本の産業界で確立された職種ではありません。だから、クリエイティブな仕事につきたいという願望は「なんとなく」にならざるを得ない。この本は、そんな企画を志す人たちに道筋を示すための本です。

著者の福田敏也氏は博報堂出身の超一流広告クリエイター。カンヌ広告祭でアジア初の金賞受賞をはじめ、NY ADCや東京インタラクティブアワード等、国内外の世界的広告賞を数多く受賞しています。同時に、「宣伝会議」講師や武蔵野美術大講師も勤める業界の「センセイ」でもあります。

「企画を考える」とは、どういうことなのか。継続的に企画を生み続ける脳みそを育成するためには、まるで筋肉のように、脳みそを鍛えることが重要だと福田氏は説きます。そして30年のプランニング人生と10年の大学講師人生で組み立ててきた「脳みそを鍛えるための」具体的メソッドを解説していきます。企画を生み出す発想法や情報の収納法、戦略シートの書き方など、プロの人たちは、どんな考え方で、日々の発想に臨んでいるのか。できるかぎりたくさんの視点と考え方を開示することで、企画を仕事とするために必要となる、脳みその使い方をわかりやすく説いていきます。

また、同時に、そのメソッドは、広報、プロモーション、商品企画、事業企画、サービス企画などの現場でどのように活用可能なのかも、それぞれのメソッドに紐づけて解説していきます。これまでありそうでなかった企画の技術本です。企画クリエイティブの仕事に憧れる学生や若いサラリーマン必読の一冊!

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書評・レビュー・感想

不思議な本だ。面白いが、本当に企画に特化しているので、異業種に応用が効き辛いのが痛い。内容はいい。

企画職というものがどういうものか?が判らない学生や、企画職についてあまり年数が経っていない若手にはちょうどいい感じだと思う。

「フェイスブックポリス」で一躍話題になったかっぴーさんがCAKESで書いている長編ストーリーマンガ「左ききのエレン」がまさに企画職をめぐるものになっているので、企画職とは?と思う人は、本書を読む前に見ておくとよいかもしれない。

ちなみに、「左ききのエレン」は、大手広告代理店に勤める駆け出しのデザイナーである朝倉光一が、いつか有名になることを夢みてがむしゃらに働く毎日について書かれた漫画である。

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