「持ち家」という病 – 井上 明義 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

「家を持ってこそ一人前」という考え方は、いかに日本人に植え付けられたか。今後、不動産についてどう考えるべきかを説く。「家を買うのは当たり前」国と金融機関に日本人は、マインドコントロールされていた!不動産鑑定業界での取扱件数トップ企業の創業者が教える、「知らなければ絶対損する」最重要知識。

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書評・レビュー・感想

とても読みやすく、分かり易い本だと思う。
本書の内容は、ざっくりいうと、

 ・土地神話を信じて無理して家を買う必要はない
 ・ライフスタイルにあわせて住み替えできる賃貸がこれからはいい
 ・人口減少によって都市のコンパクト化と持ち家信仰の希薄化が起きる
 ・今後は良質な賃貸物件が供給されるようになる

という内容になっている。土地神話が成り立たないことは多くの人は認識していると思うが、まだまだ持ち家信仰の希薄化が起こるに至っていない。人間の所有欲というものだろう。

ただ、個人的には「ライフスタイルにあわせて住み替えできる賃貸」がいいと思っているが、「良質な賃貸物件が供給されるようになる」という将来像には疑問符がつくと考えている。誰がどのように良質な賃貸物件を供給するのかが見えないからである。著者もそこを深く掘り下げていない。

ただ全体的な方向性や未来予想には納得がいく点も多く、読みやすいのでオススメ。

まあ人口が減少する場所に家は買うなという当たり前の話に収斂するかも。
東京の都心部であれば、かなり先まで人口減少は起きないので、その当たりで買うのがありなのだろう。ただ一般の方には買えない価格になっているが(笑

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