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奄美大島の中心地・名瀬で食事をした後、家族をホテルへ帰して1人繁華街へ。事前に奄美にもオーセンティックバーがあるという情報を仕入れていたので、さっそく奄美大島一の繁華街である「屋仁川通り」付近にあるバーへ。
シティホテル奄美2Fにあるのが、バー「QLK」だ!
1989年オープンなので、28年の老舗。焼酎文化の奄美大島でオーセンティックバーを長年継続するオーナーとはどんな人なんだろうか…..
中は古びているが、オーセンティックな雰囲気。奄美にもちゃんとあった!
奄美に来たので黒糖焼酎ではなく、地元のラムでなにかいいものを飲みたいとマスターに伝えると、奄美群島である徳之島産「ルリカケス」というのがあるが、あまりオススメできないとのことだったので、まずはジントニックを。
マスターに話を聞くと、昼はトマト農園を営んでいるとのことで、昼は農家、夜はバーという形式を長年続けているみたい。トマトは「野生の証明」という銘柄のトマトを栽培しているとのことで、つまみに出してもらったが、うまかった。
客層もよく、医療法人代表の医師、島の美術協会会長の画家、まぐろ・かつお漁船のキャプテン、鹿児島県観光協会の方々など楽しくお話でき、楽しい一夜だった。
奄美大島を舞台にした満島ひかり主演の映画「海辺の生と死」が2017年7月29日から全国ロードショーされているが、奄美大島での撮影の際にディレクターと一緒に満島ひかりもこの店に来たとのこと。マスターは誰か知らなかったらしく、前日には夜遅くに来たので一度追い返したが、翌日また来て、女優だと知り、びっくりしたとのこと。
医療法人代表の医師と島の美術協会会長の画家は、島尾敏雄・ミホ夫妻の息子であるカメラマンの島尾伸三と同級生とのこと。やっぱり地元ネタは面白い。バーには楽しい話がいっぱい転がっていて、やっぱり楽しかった。
後日、ネットで調べたら、マスターのことが紹介されている記事を見つけた→昼は畑で農業をして、夜はショットバー「QLK」のマスターをしています。
つづく.......
奄美大島を舞台にした満島ひかり主演の映画「海辺の生と死」が2017年7月29日から全国ロードショーとのこと。とても楽しみ!
映画「海辺の生と死」は、島尾ミホの同盟小説と、夫の島尾敏雄の「島の果て」を原作としている。