「手紙屋」 – 喜多川 泰 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 4 分

「手紙屋」
「手紙屋」

posted with amazlet at 17.05.07
喜多川 泰
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社会という名の大海原に船出するあなたへ。 大切なのはどんな船に乗るかではなく、 航海の目的だ。 主人公と一緒に働くことの意味を見つめなおす本。ベストセラー「賢者の書」「君と会えたから……」で読者を感動の渦に巻き込んだ喜多川泰、待望の最新作! はたして、謎の「手紙屋」の正体は? 就職活動に出遅れ、将来に思い悩む、平凡な大学4年生の僕はある日、書斎カフェで奇妙な広告とめぐりあう。その名も『手紙屋』。たった10通の手紙をやりとりすることであらゆる夢を叶えてくれるというのだ。 平凡な人生を変えたい!目に見えないけれど確実に立ちはだかる壁を取りのぞきたい! そんな思いに突き動かされるように、僕は『手紙屋』に手紙を書き始めた……。 働くことの意味とは? 真の成功とは? 幸せな人生とは? 明日をよりよく生きたいあなたへ贈る感動作。 「物々交換」「自分に向いているものを探さない」「思いどおりの人生を送る」「あなたの称号」etc.明日を変える10の教え。

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書評・レビュー・感想

「手紙屋 蛍雪篇〜私の受験勉強を変えた十通の手紙〜」を先に読んだが、こちらもなかなか良かったと思う。

「なぜ働くのか?」をストーリー仕立てで説明し、自己啓発を促す良書だと思う。

「欲しいものを手に入れる方法として”買う”という方法しか思いつかない人ならば、あなたが持っているものの中で相手が欲しがるものが”お金”だけであるということを無意識のうちに認めていることになる」というのは確かにそうだなと思ったし、「他の人が欲しがるものは、探せば探すほど自分を磨けば磨くほど増え、言葉もそのひとつ」というのには納得した。

「周囲の人に対して、今までの経験からではなく将来こうあってほしいという称号を与える人になるだけであなたの人生は一転する」という称号論には心理学を応用した部分があり、すばらしい手法だと感じた。

「人間は目の前に壁があると、どうしてもその壁を乗り越えることだけに意識を集中してしまいます。実は乗り越えることよりもどう乗り越えようとしたかのほうがはるかに重要なのですが、視野が狭くなり、どんな方法でも乗り越えさえすればいいというような気になってしまう」というのは、頭が良い人ほど陥ってしまいがちな罠であるが、著者がいうように重要なのは、「目の前にあるものに全力を注いで生きること」であり、つまりは、持ち場でガンバルという理にかなった提言だと思う。

「あなたの成功は、成功したあとに出会うたくさんの人たちによって心待ちにされている。その声援を感じてください。彼らは架空の存在ではない。越えたときには必ず実際に出会うことのできる応援団なのです」と書いてあって、このような考え方、視点があるのだなと感心した。なるほどなあ。

また、才能については、「失敗した人は、才能を理由にあげる、成功した人は、情熱を理由にあげる、才能とはあらかじめあるものではなく、自らの努力で開花させるもの、あなたに必要なのは、才能ではありません。やりたいことに情熱を注ぎ込むことです」は自己啓発の定番だが、ドストライクで間違いないと思う。

やはり人生は、「情熱を頼りに生きる」のが良いのだと改めて思った。

就活前の学生にぴったりな良書。

社会人には、「「仕事ができるやつ」になる最短の道」の方をお勧めしたい。どちらも「なぜ働くのか?」について書かれているが、働いた経験がある人とそうでない人では受け取り方が違うので、別々のものを読んだほうがよいと思うが、学生には本書がぴったり!

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