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秋田新幹線20周年ということで、スーパーモバイルSuica特急券スペシャル(スーパーモバトクスペシャル)で新幹線が劇的に安くなっていたのでそれを使って、秋田へ行ってきた。
東京~秋田は、片道、通常の普通席17,800円であり、通常のスーパーモバトクでも、13,510円までしか安くならないのに、秋田新幹線20周年割引では、なんと7,760円と56.4%引きとなっていた。
秋田新幹線に乗って驚いたのが、途中の大曲駅で進行方向が逆になることだった。はじめは、降りるところ間違えたかな?と思った。調べてみると、配線の都合により大曲駅でスイッチバックを行っているとのこと。
東京駅 – 盛岡駅は、新幹線であるが、盛岡駅 – 秋田駅間は、法律上あくまで在来線であって新幹線ではないとのこと。、在来線区間は最高速度130km/h、東北新幹線区間では最高速度275km/hとのことで、速度も大きく違っている。
東京~秋田は、新幹線で約4時間と意外と近いと感じた。
もう春だというのに、秋田はまだ雪が降っており、駅に着いたとたん寒気を感じた。
秋田の歓楽街といえば、川反(かわばた)であるが、秋田駅から徒歩15分程度のようであるが、寒くて仕方がないので、タクシーで向かった。川反通りは南北に長く、秋田駅から二丁目橋で降り、旭川沿いを南へ移動してみた。川沿いに立ち並ぶ飲食店街という感じ。
「川反」という地名は今はなく、正式には「秋田市大町」になっており、3丁目~5丁目あたりに飲食店がたくさんあった。昔は、川反にはか花街があったとのこと。
写真にあるのが、「川反」の地名の由来にもなっている旭川である。江戸時代の久保田藩の時には、「川端」と呼ばれていたらしいが、川の反対側が武家町だったため、武家町から見て反対側にあるということで、「川反」と呼ばれるようになったとか。
川反通りを歩いてみると、かなりの数の飲食店、スナック、キャバクラ、バーなどがあることがわかる。一部のビルには空きが目立つが、全体的な雰囲気としての繁華街感はある。
聞くところによると、6丁目あたりは特殊な場所は、そちらには風俗やラブホテルがあるとのこと。条例かなにかで縛られているようである。
ほんの一部であるが、こういった料亭も生き残っていた。
昼間の写真であるが、夜は結構な数の客引きと川反を練り歩く客がいた。
川反の路地にはこんな感じのところも猥雑感たっぷり。
秋田駅はとてもきれいで、川反方面の西口は栄えているが、反対側の東口はそうでもない感じだった。大学やNHKなどがあるみたい。
秋田駅の西口には、秋田県立美術館や秋田市立美術館があり、いってみたかったが、時間の関係上省略した。
秋田市立美術館では面白そうな展示があった。
今回は食の旅、飲みの旅なので、仕方なし。でも寒かった。