不動産業界の人だけが知っている新築マンションは買わないほうがいいワケ – 城戸 輝哉 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 3 分

あなたの「住まい探しに関する常識」は間違いかもしれません。

消費税増税前に家は買うべき?
東京オリンピックでマンション価格は上がる?
仲介手数料ゼロ業者は本当にお得?
タワーマンションは資産性に優れている?
中古マンションは管理費・修繕積立金が高い?
住宅ローンは固定金利? 変動金利?
リノベーション済み物件はお値打ち?
地震に強いマンションはどう見分ける?

不動産のプロが業界が抱えている問題点を明らかにするとともにあなたが間違った住まい探しに陥らないための方法を伝授します。

今すぐ家がほしい人も、賃貸派の人も、まだ迷っている人も、考えたこともなかった人も絶対に知っておくべき不動産選びに関する情報が満載!

 第一章:新築を買うバカがいるから売るバカがいる
 第二章:あなたが住まいを買う理由は100%間違っている
 第三章:「あなたの人生」を手に入れる住まい探しの方法
 第四章:不動産業界のプロだけが実践する購入判断の流儀
 第五章:街選び×物件選び×予算の考え方
 第六章:日本のサラリーマンにはロマンが足りない

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書評・レビュー・感想

本書は、新築マンションを購入せずに、築30年以上の中古マンションをリノベーションすることで、ゆとりある人生を歩みましょうというもの。

悪くないが、著者がやっているリノベーション対応の不動産業の営業本じゃね?という感想である。

たしかに不動産業界の仲介手数料などの悪弊や日本人の新築信仰などもあるが、中古マンションをリノベーションに関するメリットばかりでデメリットがあまりかかれておらず、ポジショントークの域を出ていないと思った。

著者は、築30年以上の中古マンションを薦めているが、マンション全体の資産価値の維持は、区分所有者だけでは不可能であるし、中古マンションに存在するあまたの問題に対する解決策がない。例えば、築30年以上となれば、いつかは建替える必要があるかもしれないが、修繕積立金はあるのか?他の区分所有者とのコミュニケーションはとれているのか?他の住人が高齢者になり、意思疎通ができない、お金がない等の問題がでないか?空室や放置されている部屋はないか?スラムマンションになる可能性は?相続して人が住んでいないケースや相続人がいないケース、投資用でコンタクトがとれない所有者、管理費の滞納、所有者が外国人で文化や言葉が違うケースはないか?大規模修繕や建替えなどの合意形成が可能な住民構成なのか?など、リノベーションのように自分だけの判断でできるもの以外のマンション全体でしかできないことについての考察がまったくなかった。

まあどうしても家がほしい人向けなのかもしれないが、マンションはいつ買ってもババ抜きじゃね?と思ってしまう。こういった面倒事から開放されて仕事や遊びに時間を投入したほうが人生が豊かになれるような気がするのは自分だけかな?

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