淋しい狩人 – 宮部 みゆき (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 1 分


淋しい狩人淋しい狩人

・六月は名ばかりの月
・黙って逝った
・詫びない年月
・うそつき喇叭
・歪んだ鏡
・淋しい狩人
東京下町、荒川土手下にある小さな共同ビルの一階に店を構える田辺書店。
店主のイワさんと孫の稔で切り盛りするごくありふれた古書店だ。
しかし、この本屋を舞台に様々な事件が繰り広げられる。
平凡なOLが電車の網棚から手にした本に挾まれていた名刺。
父親の遺品の中から出てきた数百冊の同じ本。
本をきっかけに起こる謎をイワさんと稔が解いていく。
ブッキッシュな連作短編集。

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書評・レビュー・感想

田辺書店のイワさんと孫の稔を中心にした短編集。
どのストーリーもハッピーエンドというよりは、あまり救いようのない感じだった。
ただ、リアリティという意味ではその方がより近いのだと思う。
短編集といってもそれぞれまったく関係のない短編集と違って、本書は、すべてに田辺書店のイワさんと孫の稔がからんできている。そのためなんだか短編集という気がしなかった。
そのわりには、1つ1つの短編がしっかり充実しているので、読みきり感覚で読める。
なんだかスイッチヒッターのような小説だった。

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