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「いき」の作法
第1章 衣と立ち居振舞いの作法
第2章 食と宴席の作法
第3章 住と暮らしの作法
世の中には男が見て「格好いい」と思う男がいるもの。
着こなしから立ち居振る舞い、飲み方・食べ方まで身につけておきたい作法の数々。
最近あまり使われなくなった言葉に、「様子がいい」というのがある。
辞書によれば「ありさま・なりふり・容姿・事情・けはい・きざし」などの意味とあるが、もうひとつ「身のこなし」という意味もある。
「いき」というのは、「様子」の意味の中で、この「身のこなし」とほぼ同じ意味といっていいだろう。
本書は、日本の、特に男の「様子のよさ」を、日常生活に密着した、さまざまな観点から「いきに生きていく方法」を考察したものである。
書評・レビュー・感想
悪くない。
内容として悪くないのに・・・鼻につく。
著者の「いき」はあまり感じがよくないような気がした。
まあ個人的に受けた感じなので、そうなったのかもしれない。
ただもっと表現の仕方があったのではと考えるともったいない。
なぜ鼻につくのか?の方がきになる。
なぜなんだろうか?
著者が、白州次郎や池波正太郎の例をだしているが、なんかイタイ。
たぶん本人にはこのイタさはわからないのかもしれない。
反面教師にいいかも。