質問力 – 斉藤 孝 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 3 分


質問力質問力

第1章 「質問力」を技化する
第2章 いい質問とは何か?―座標軸を使って
第3章 コミュニケーションの秘訣(1)沿う技
第4章 コミュニケーションの秘訣(2)ずらす技
第5章 クリエイティブな「質問力」
話し上手な人というのは、ネタのおもしろさや話し方のうまさもあるが、質問がうまくて相手からおもしろい話が引き出せる、という面を必ずもっている。
逆に質問がうまければ、自分に実力がなくても優れた人から情報が引き出せる。
話す内容をおもしろくするのは難しいが、質問は鍛えれば誰でもうまくなる、すなわち技化できるものなのだ。
谷川俊太郎、河合隼雄、村上龍、黒柳徹子、ダニエル・キイスなどの対話名人から学ぶ技。

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書評・レビュー・感想

質問の座標軸というのがとても参考になった。
縦軸のプラス方向が「自分が聞きたい」、マイナス方向が「自分は聞きたくない」である。
横軸はプラス方向が「相手が話したい」、マイナス方向が「相手が話したくない」である。
非常にシンプルだが話しながら、自分の質問や相手の質問を整理するのに役立つと思う。
これによって以下の4つのゾーンができる
1.自分も聞きたいし相手も話したい - ストライクゾーン
2.自分は聞きたくないが相手は話したい - 大人ゾーン
3.自分は聞きたいが相手は話したくない - 子供ゾーン
4.自分も聞きたくないし相手も話したくない - 聞いてみただけゾーン
自分がどういう種類の質問をしているのかについての正確な認識だけは持っていたい。
自分と相手の関係や趣味趣向などによってストライクゾーンは大きく変動する。
ストライクゾーンだけの会話をすることは特定の相手には可能かもしれないが、不特定多数となると不可能である。だからこそ大人ゾーンを有効使わなければならない。
ただし、子供と大人の違いとして、意識的に子供ゾーンを使えるかということにあるかと思う。
不特定多数に対して、ストライクゾーンと大人ゾーンだけの会話をすることはそれなりに可能かと思うが、立場によっては子供ゾーンの質問をせざるをえない場合もある。
そのような場合、大人ゾーンと子供ゾーンの会話中での割合やタイミング、相手との関係性など適宜見極めた上での判断が必要になる。
そういう会話がうまい人が世の中にはいる。
私も思わず言うつもりがなかったことをポロリと言わされてしまい、後々後悔することもある。
そういう場合は相手が上手だったと反省するしかない。

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