漫画貧乏 – 佐藤 秀峰 (書評・レビュー・感想)

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漫画貧乏
漫画貧乏
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佐藤 秀峰
PHP研究所

10年後も漫画はあるのだろうか!?出口の見えない出版不況、台頭する新メディア…描いても描いても、原稿料では赤字続き…『海猿』『ブラよろ』の作者の漫画の未来に向けた、孤独な挑戦と実験の記録。

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書評・レビュー・感想

「ブラックジャックによろしく」や「海猿」などで有名な佐藤秀峰さんのエッセイ風マンガ。マンガの世界というのは知らない人にとっては、一発当てれば大金持ちみたいな感じであるが、そうでもないよーといった内容。実際は、世間の常識とぶつかりながら、自分の思い通りにならないことや愚痴や夢や希望などがちりばめられている。

佐藤さんの言い分に納得できるところもあれば、出版社の言い分に理があるところもある。途中からマンガよりも文章がメインになっているので、マンガ好きの人には読みずらさを感じる人もいるかもしれない。

漫画家における原稿料の扱いは、ちょっと不条理な感じもする。古い時代の古い業界慣習が今も残る出版業界。出版不況といわれてもうかなりたつので、何かしら変える時期にきているように思うが、外から見る分には変化が見えない。ただ、本書では、自分が善で、出版社が悪という書き方がされており、ちょっと客観性を欠いていると思う。まあ主張はわからんでもないけど。

本書を読んで感じたことは、佐藤秀峰さんのマンガはかなり暑苦しいが、本人も相当暑苦しい人だなあと。この人と一緒に働きたくはないが、世の中にはこういう人が必要だと思う。先駆者、勇者、チャレンジャー、どれが適切かわからないが、勇気がある人であるのは間違いないだろう。

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